齢50の中盤に片足を突っ込み、小学生の子供達もあまりついて来なくなり、2002年の開設以降、撮影「記録的」だったものを、鉄道利用の場合は原点の撮影「日記」に戻すべく、食や泊など撮影行程も記してみょうと思います。さらに、旅ついでに始めた、日本100名城めぐりも残すところ沖縄だけになり、これに代わる楽しみとして、「鉄印」集めを始めるので(既に昨年秋のいさりび鉄道からスタートしている)この記録もあわせて残そうと思います。
※国鉄型はWEBサイト1980jnr.net、2000年代国鉄撮影日記はブログに分けて掲載
 
 冬の18きっぷシーズン開始2日目の土曜日、成瀬6:57(クハ233-6012)で出発、目指すはいすみの単行キハ急行だ。先月、家族旅行のついでで初撮影しロケーション(撮りやすさ)にハマっている。今は、期間限定でJR四国所有の本物ヘッドマーク掲出期間で、前回は「いよ」だったが、実際に撮ったことのある「うわじま」も記録したいのと、キハ28が故障のための単行運転も短期間と読んで20日足らずでの再訪だ。土曜の朝のハマ線は空席がチラホラあり快適だ。東神奈川止まりなので、降ろされた上りホームの駅ソバで朝メシ。ここ日栄軒の名物は穴子天そば550円だ。穴子はどんぶりからはみ出る大きさで、ほんのりと柚の香りがして美味しかった。
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 東神奈川7:38発(サハ233-1282)ひと駅戻りスカ線ホームへ。クロスシートを期待し東京寄りで待つ。ホームは混んでいるが、乗客が多いのは湘南新宿ライン方面で、総武線はそうでもない。横浜8:08発(クハ217-12)期待通りの217系。新鋭の235系だったら上総一ノ宮まで2時間ロングシートなので良かった。中程の右側ボックスシートにおさまる。ここ1号車は空席も目立つ。鶴見の手前で黄色い京急とすれ違う。新川崎と言えば、昭和55年の開業時に訪ねた思い出の駅だ。当時中一だった私はオンナの子には目もくれず、鉄道一直線の少年で、新駅開業と横須賀線の別線化に衝撃を受けたのを記憶している。
【参考】新川崎駅開業記念入場券(昭和55年10月1日)
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 新鶴見の機関区には、大半が国鉄色に戻ったPFとEH500が数台停まっていた。品川を出ると地下に入り、その先は高架で風景に変化が乏しいので、妻オススメの「論語知らずの論語読み」を読む。混んだのは市川から千葉までで、それ以外はボックス占有だった。土気を過ぎるといきなり郊外感が出る、以前お召を撮った特徴あるコンクリート橋を渡ると大網だ。上総一ノ宮10:12着、ここまでの感じだとまだまだ217系の方が多い気がした。上総一ノ宮10:32発(クモハ131-2)。2両のワンマン運転で、ほぼ席は埋まっている。新型の131系は車両中央部両側にボックスシートが2つあり、空いていればローカル線の旅が楽しめそうだ。大原10:49着、予約しておいた漁師のまかない弁当1,000円と縦断きっぷ1,760円を購入した。いすみ鉄道のホームに入り、鈍行が来るまでの間に外房線を2本撮影した。
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 大原11:35発(いすみ301)席がほぼ埋まっている。2駅目の上総東で下車して、駅の大多喜方へ歩く。製材所の裏側で撮影。朝は寒かったが良い天気なので気分良く待てる。急行2号通過、後ろは期待通りのうわじまマークだ。

上総東~新田野  製材所裏
12:06 102D 急行2号 キハ52-125
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 下り急行1号乗車までの間に、もう1本上り鈍行が撮れるので、ここで昼メシにする。大原駅で買った漁師のまかない弁当は、値段も良いが味はモット良い丁寧な作りだ(さすが受注生産)。なかでも鯖のしめじ巻きが気に入った。
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 2両編成の上リ鈍行の大多喜方は新型なのにレトロ顔のキハ20で初撮影、得した気分だ。上総東駅に戻り、進入するキハ52を撮り、いよいよキハ52の旅開始だ。
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上総東駅
12:55 101D 急行1号 キハ52-125 急行うわじまヘッドマーク
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・・・後編へつづく