前編からつづく

 大洗鹿島線は8番ホームから発車する。停まっていたのは鹿島と言えばこの形と思い浮かぶ6000形だ。35周年ステッカーが貼ってあるって事は車令も35年って事か、国鉄民営化の年の開業か?私のサラリーマン人生もこの年スタートで、国鉄の採用が無かったので違う会社に就職した年だ。よく見たらSince1985って書いてあった。
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 フレッシュひたち653系を模した売店に見送られ、水戸15:34発(6010)。すぐ南下せず一旦常磐線に沿って北上しばらくすると高架になり右へ大きくカーブして進路を変える。ずーっと単線非電化の高架で見晴らしが良いが、大洗までは海が見えなかった。6010の車内には昔の観光バスによく付いていたマイクジャックがあった、これは観光バスと同じような使い方をしていたのだろうか。
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 大洗15:48着、6分停車なので急げば鉄印を買ってそのまま行けるが、鹿島神宮に着いてもこの後の列車と同じなので、一本待ってここの車庫の車両を撮影する。売店で4種ある中のノーマルタイプの鉄印を300円で購入しホームに戻る。
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【大洗駅 鹿島臨海鉄道の車両たち】
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 この駅はというかこの鉄道は、鉄よりもアニメ(ガルパン)ファンが多いようだ。大洗16:39発(6018ガルパン号)。
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 発車してすぐに左側遠くに海が見えた。MAXコーヒーといわきで買ったチョコでコーヒータイム、めひかり塩チョコは塩味が効いてクセになる味だ。北浦湖畔付近で右手に残照に照らされる湖面が見えた。
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 終点の少し手前で、ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまえに停まり慌てて写真を撮る。2020年3月まで日本一長い駅名だった駅だ。鹿島神宮17:38着。
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 ワンマンのため、一番前のドアで運転士が切符回収しながら降車させる。向かいのホームの鹿島線佐原行に乗換える。高架の1面2線の撮るものが何もない駅なので、大洗で時間を潰して正解だった。 
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 17:47発(クモハ131-1)トップナンバーだ。すっかり陽も暮れて真っ暗。そろそろプシュッとやりたくなってきた、佐原か成田で時間があるので調達しよう。佐原16:55着、改札の駅員は後ろ手で突っ立って、言葉遣いも酷く久々に昭和なダメ駅員を見た感じだ。まだこんなのがいるのだと逆に感心した。

【良い雰囲気の駅だが昭和ダメ駅員で台無しな佐原駅】    
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 気分を取り直して売店でアルコールとつまみを調達。さっきの駅員が窓口対応していたので、改札の皿の上に18きっぷを置いて待っていると、今度は見もせずに「はいどーぞ」だって、「ありがとうございます」じゃないのかと昭和っぷりに再度感心しながら入場した。トイレ前の雪かきもしておらず、この駅大丈夫かと心配になる。
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 3番ホームの209系の最前車両に乗車。この編成の前後車両はボックスシートでプシュに最適だ。佐原18:27発(クハ208-2103)、ガラガラの車内でプシュした。今日も一日楽しめた、お疲れさん!地元駅には21:30過ぎには着くだろう。
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【旅のこづかい帳】
18きっぷ(1日分) 2,410円
唐揚げ弁当 980円
タイムズカーシェア 2,090円
豚玉丼 660円
チョコ 540円
鹿島臨海乗車券 1,590円
鉄印 300円